伝統と技術 こだわりの製法「しまだ掛け」 通常の乾麺は麺が長い状態で乾燥させたものを機械で裁断します。 そのため麺自身の重さで麺が伸びるため余り水分を加えられません。 しまだ掛けの麺は短い状態で乾燥させるためより多く加水できます。 この水分が熟成時にグルテンを作り、コシのある麺になります。■職人の技術の結晶■丹念に練り上げた後、乾燥させて「しまだ麺」が創られます。 その時の湿度や天候によって乾燥の仕方を微妙に調整しなければなりません。 乾くのが早すぎても、遅すぎても良い商品は生まれません。洗練した職人の匠の技と独特な製法で、素材の旨みを十分に生かし コシが強く、なめらかな風味を持つ「しまだ麺」を創り上げています。 ■「しまだ麺」の由来■この独特の製法で作られた麺を「しまだ麺」と言います。 この製法で創られた麺は、美しい曲線を描いているのが特徴です。 この形状が日本髪の「島田結い」に非常によく似ていることからこの名がつけられました。 生麺にも通常の乾麺にも出せない独自の食感をお楽しみください
恵まれた地の利 私たちが住むこの養老は麺を創るのにとても恵まれたところです。麺創りに欠かせないものは「水」です。その「水」しだいで麺に大きな影響をもたらすと言っても過言ではありません。この養老の滝「菊水泉」は日本名水百選に選ばれています。私どもの会社は養老の近くにあり、地下水を使用し麺作りをしています。また、この「水」は軟水ということもあり麺創りに適しています。このように恵まれた自然の恩恵を受け丹精込めて麺を創っています。